先日、with Rugbyとしてオンライン新年会を開催しました。ラグビースクール関係者の皆さんと意見交換などを行い──早い話が居酒屋での雑談のようなものですが──2時間ほど過ごしました。
その中で、神奈川・麻生ラグビースクールの川原さんから、このような提言をいただきました。
「ラグビースクールには、もっと女性のコーチがいてもいいのではないか?」
たしかに。
小学生以下の年代では、ラグビーをプレーする女子は一定数います。他の球技に比べても、ラグビーはけっこう女子の比率が高いのではないかとも思います。さらにセブンズ(7人制ラグビー)がオリンピックの正式種目になってからはオリンピックを目指す女子ラグビーチーム・選手も増えています。そんな状況のいま、コーチに女性がいてもおかしくない。というか、もっと普通に女性のコーチがいるべき、と言えるのかもしれません。
女子だけでなく、男子でも、特に未就学〜小学校低学年・中学年あたりなら、女性コーチのほうが相談しやすいとか、話しやすいとか、そういう需要があるのではないかと思います。
現状でも、スクールによっては女性コーチの方はいらっしゃいますし、埼玉のAgeO(上尾)ラグビースクールは、女性の方が校長を務めてのいます。でも、もっといてもいいですよね。女子のレフリーの方も増えているし。
アメリカではプロ野球やプロフットボールリーグ(NFL)に、女性コーチや女性レフリーが存在する時代、ラグビースクールにも女性コーチを、というご意見に大きく頷かされました。
そういえば、いままで取材した中で「子どもの興味をひくのがうまいので」という理由から幼稚園の先生をスカウトしてコーチに引き入れたラグビースクールもありました(すみません、どちらのスクールか、どうしても思い出せないのですが‥‥)。
そして、この原稿を書いているあいだに、当ブログでも紹介した「東京西多摩ラグビースクール」で、女性スタッフの募集が開始されました。素晴らしいですね。
求む‼️女性スタッフ ※ラグビー未経験者可 東京西多摩ラグビースクール 校長 清水佳忠 ◆特定非営利活動法人Rugby Friendship Sport Promotion address : rugby.fsp1@gmail.com Mobile : 090-3310-8820
東京西多摩ラグビースクール-東京都1302029さんの投稿 2021年3月4日木曜日#ラグビー #ラグビースクールNPO法人 Rugby Friendship Sport Promotion
折りしも、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長交代劇がありましたが、結果的に、こうした機運を高めるいいきっかけになっていけばいいと思います。