
本誌のコンセプト
ラグビーのある暮らしの提案
スポーツのある暮らしの提案
本誌の概要
- 2025年秋創刊予定
- 年3回刊〜季刊
- 電子書籍で販売
- 対象はコミュニティラグビー
(主にミニラグビー・ジュニアラグビーのコーチ・保護者等)
発行人より皆さまへ
スマートフォンなどの普及や、共働き家庭の増加など、種々の社会的要因から子どもたちの運動や外遊びの機会は年々減少傾向にあるようです。子どものうちの運動不足が、将来の健康状態にネガティブな影響を与えるのではないかという保護者の方の心配もあって、そうした状況を補完する役割としてのスポーツへの関心もまた、高まっているように思います。
子どもに人気のあるスポーツといえば、サッカー、野球、バスケットボールなどになりますが、前述の観点から保護者から支持されているのは、スイミングや体操です。理由としては、全身をバランスよく鍛えることができる、ということが大きいようです。
全身をバランスよく鍛えることができるという意味では、ラグビーも悪くない選択肢ではないか、と思うのです。
競技レベルが高くなれば、フィジカルで激しいスポーツです。格闘技の要素もある球技とも評され、けがのリスクもあります。しかし、小学生くらいの年代までを考えると、全身をバランスよく使い、有酸素運動と無酸素運動の両方の運動特性をもつラグビーは、理想的なスポーツのひとつと言えるのではないでしょうか。仲間とコミュニケーションをとることもプレーの重要な要素なので、社会性も身につくことが期待されます。
本誌では、そうしたラグビーを、競技スポーツとしてはもちろん、日々の生活を豊かにしてくれる存在としてとらえ、ラグビーをより楽しめるさまざまな情報を提供していきたいと考えています。