3月25日に発売された『ラグビーマガジン5月号』で、弊社発行の『個人技がどんどん身につくラグビー[宅トレ]ドリル』(以下、『宅トレ ドリル』)について6ページにわたって紹介していただいています。誌面では、トップスピードキャッチという練習メニューについて解説されているので、本の内容を具体的に知りたい方、個人技を伸ばしてもっとうまくなりたいと思っているラグビープレーヤーの方等、ぜひお読みいただければと思います。
自分は、この『宅トレ ドリル』という電子書籍の編集者であり発行人なので、そのことはまず明記しておかなければなりませんが、その上で、ラグビーマガジンの記事についてコメントさせてください。
シンプルな動作だし、かんたんにできそう?
ラグビーマガジンの誌面、あるいは『宅トレ ドリル』の本で、トップスピードキャッチをご覧になって、「え、こんなシンプルなドリルでいいの?」「あんまり難しくなさそう」とか思いませんでしたか?
そう、そういう反応でも不思議はないと思います。やり方は「50cmとか、2.5mとか、ちょっと下がった位置から、全力でボールをキャッチしに走る」という、文字にしたらシンプルな動作です。「わりとかんたんにできそう」と思う人も少なくないのではないでしょうか。
ところがスポーツのトレーニングって、シンプルな動作・かんたんな動作だからといって、かんたんに効果が得られる、というわけではない。ここは気をつけたいところです。
その「シンプルな動作・かんたんな動作」を「どのように」行うかが大切です。
どれだけ速く、どれだけ力強く行えるか
解説の文章をよく読むとお分かりいただけると思うのですが、このトップスピードキャッチは「全速で、力強く」が重要なキーワードになります。そして「全速で、力強く」というのがどういうものか、言葉だけではなかなか伝わりにくい。そこで『宅トレ ドリル』の本でも、ラグビーマガジンでも、まず堀米航平選手(ジャパンラグビー リーグワンのディビジョン1、リコーブラックラムズ東京所属)によるデモンストレーションの写真をもってきています。堀米選手がどれだけ力強く、爆発的にスピードを発揮してボールに向かっていっているのか、写真に現れているのではないかと思います。
加えて、『宅トレ ドリル』の本でも、ラグビーマガジンでも、トップスピードキャッチの各メニューから、QRコードを通じて動画も見られるようになっています。著者である大中哲宏さん等によるデモ動画が即座に見られますので、「全速で、力強く」という感じが伝わるかと思います。お手元にラグビーマガジンがあるなら、ぜひリンク先の動画も見てみてください。
そしてトップスピードキャッチのドリルで、どのようなパフォーマンス向上が期待できるのか──詳しくはラグビーマガジン誌面や『個人技がどんどん身につくラグビー[宅トレ]ドリル』をご覧いただければと思います。
いちばんは、大中コーチによるライブのコーチング
ラグビーは15人という大人数でプレーするスポーツで、ラン・パス・キック・コンタクトとプレーする内容もとても多様。したがってラグビーの練習は、どうしてもチームとしての練習、連係プレーなどに時間を割くことになり、個人技は後回しになりがちに。そこで、自宅や近くの公園などで行える自主練で個人技を伸ばすことが、ラグビー上達のひとつの早道ではないか、という発想にたったのが、『個人技がどんどん身につくラグビー[宅トレ]ドリル』という本なのです。
とはいえ、前述のとおり、速さや力強さといった要素については、直接のコーチングに勝るものはありません。著者の大中哲宏さん(T-2 RUGBEAT代表)は、なるべく広く、この『宅トレ ドリル』のノウハウを広めたいということで、全国を対象に出張コーチングを企画しました。
「T-2 RUGBEAT」の出張コーチングの内容をもっと知りたい、直接コーチングを受けたい──というラグビースクール・チームの皆さん。東京からの往復の交通費だけはご負担いただくことになるとのことですが、これは絶好の機会ではないでしょうか。この件について詳しくは、以下のページをご覧ください! 大中さんのコーチングはどんなふうなのか、動画も見られます!